2010年5月19日 (水)

あさきゆめみしズンドコリズム

ちょいと遡って5/9の話、友人の主催するイベント a place in the sun に行った。
中耳炎の耳にガーゼ(がなかったのでティッシュ…)を詰めて、渋谷へと。

O-nest は居心地が良いのだなあ。
ライブに疲れたら上がってカフェスペースでのんびりできるし。
お友達の顔もたくさん見えたので
そしてテキーラなどを煽って楽しそうにしているので
さらにはスパイシーなラタトゥイユとカレーがとってもおいしかったので
そんな条件が揃ってしまったならば、
病み上がりの沈んだ気持ちもすぐに浮上をはじめた。
ビールもちょっと飲んじゃったしな。

わたしははじめて観た京都のバンド、Harp on mouse sextet のファンになった!
顔を隠した蚊帳のついた帽子にステテコのようなものを着た大所帯メンバーが
日本人なら(否、外国人でもきっと宇宙人でも)踊りださずにいられないリズムを紡ぐ。
オフィシャルページの紹介文から引用すると、

平安に生まれたとされる宮廷音楽「雅楽」を笙や篳篥などの
伝統和楽器を全く用いず新しい形で演奏する異形文化財バンド

というわけだ。去年はフジロックにもROVOの大阪宇宙の日にも出ていたのね!
8月に東京でレコ発ライブがあるようなので行こうと思うんだぜ。

どのバンドもとってもカッコよかったねーと、
そしてひとりで企画してブッキングして
こんなに楽しくてワクワクする空間をつくる友達のことを
オットの人と褒めちぎりながら帰宅したんであった。

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テキーラ大会の模様。
(おーい、明日は月曜日だぞーい…)

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2008年8月18日 (月)

When You Sleep 〜 フジロック'08レポ 準備・前夜祭・初日編

終わっちゃったんだなー、と毎日ふとしたときに思う。仕事からの帰り道なんて特に。改めまして、今年のフジロック、終わっちゃったんです。夏ははじまったばかりなのに、と思ったらもう8月も後半。そういえば、こないだ東京を覆った入道雲は実におミゴトだった。

フジの1週間前にあった三連休のうち二日を使って神保町あたりにフジグッズの買い出しに行ったものの、(主に生ビール用の)SIGGボトルと登山用の泥よけスパッツしか買えず、お目当てであったゴアテックスのトレッキングシューズはサイズがなかったりで諦めたという結果であった。しかしやっぱり諦めきれずに平日の会社からの帰り道、夜な夜な近郊のアウトドアショップへ寄っては物色を繰り返し、問い合わせをかけつつ、出発前夜に理想と妥協が見事に調和したシューズを購入することができた。御茶ノ水・神保町界隈ってやっぱり好きだなあ。古本とカレーとアウトドアのまち。ジャニスも、いもやのてんぷらもあるしね。ちなみに、三連休のうちもう一日は逗子でフジロックの予習をしてきたんだった。山ではなく海でだけど。OTODAMAでのフリーライブでキセルやカーリー・ジラフさんを観て来た。そういえば、キセルのライブで「ナツヤスミ」を聴いたのははじめてだったな。お客さんがマッチョで体温高そうな感じなのが面白かった。「エノラ・ゲイ」でノリノリなんだもんさ!盛り上がっていたなあ。

ここ数年、フジでのわたしの足元はAIGLEの長靴にTevaのサンダルがなんとなく定番になっていたのだけど、ここにきてトレッキングシューズのホールド感=安心感はさすがだとカンドーするに至った。10年目にしてやっとたどり着いた。これから先、フジロックに何を履いていったら良い?と誰かに質問されたとしたら、ゴアのトレッキング、それもハイカット、とまちがいなく答えちゃうんだろう。今年はメレルのカラフルなやつがたくさんいてホントあちらこちらで目立ってた。そういえば何年か前までは会場で配られるゴミ袋を着たり足に巻いたり雨を防いでるひとをけっこう見かけたけど今年は見なかった気が…。

前夜祭当日の午前11時東京駅に集合ね、と同伴のY子さんと待ち合わせ。しかし集ったのは午後1時。去年の「テントを設営し終わるのと同時に、前夜祭のおわりとフジロック開催を告げる花火の打ち上げを見る」という経験はもうしまいと早めに集合時間を決めたのに…。一昨年の花火を見上げながらのテント設営も思い出したりして。今年もそんな感じかなーと予想していたものの越後湯沢駅からのシャトルバスも1時間半ほど並んだだけで、テントも入口から近いレディースエリアの去年とほぼ同じ場所にスムーズに張ることができ、なんと盆踊りにも間に合ってしまうという優等生っぷりだった。

Ikikippu
非日常への片道切符。今年の往路はMAXたにがわ号に乗って。

Kamameshi2008
新幹線の中では東京駅で買った釜飯弁当を。うまし!

去年と同じくらいの時間に出発だったのに、今年はいろいろなことがスムーズにコト運び、リストバンド交換所でフェスで出会うとなんだか縁起のよさそうだなと思っているTさんを見かけたりしてやっぱり幸先の良いスタート。まずはワールドレストランで腹ごしらえ。できたてパエリア&ハイネケンでカンパーイ!

Paeriya
「ムール貝いいなー」とY子さんのお皿を覗き込んだら
ポイッとくれた!(ごちそうさま!)美味しかったー。

そのあとは音のなる方へと足が勝手に動き、10年目の参加にして初の苗場音頭。フリもすぐに憶えてみんなで踊った。踊ってるひとたちは全員笑顔。しあわせな輪の中でわたしももれなくしあわせな気持ちになった。マリオやドラえもんも一緒に踊っていた。そのあとこちらの初参加の抽選会では途中までその場にいたが当たるはずないよなーとあとにし、レッドマーキーへ。Y子さんのおともだち、MさんやIさんともカンパイした。Tくんともぐうぜん会ったなあ。中に入ってみると、バスクから来たというエモメタルバンドの演奏がはじまるところだった。あたまの上でみんなメロイックサインをつくっててオカシイ。さぁ、お祭りがはじまってるよ。トイレに行きたくなって外に出てみたらグリーンステージの方からものすごい音が聴こえてきた。マイブラがリハーサルしてる。マ、マイブラがリハーサルしてる!しばらく近くて遠い場所から鳴る大きな音に耳を傾けた。恐竜でも出てくるんじゃないかと思う音だった。若干年齢層高めのひとたちが、目隠ししてるステージの方を見て、ヤバイヤバイと口々に。そこで仕事でお世話になってるセンパイやらにも遭遇して目印にしてるという宇宙飛行士の人形を片手に記念撮影した。イエイ。5年連続でバスツアー+前夜祭から苗プリ泊ってうらやましいセレブ・フジロッカーさんたちだなあ。このリハーサルのときに電話を片手にリズミカルに手足を振りまくって踊ってる女性がいてシューゲイズ的ににヒソヒソ、ニヤニヤ、ののち、ゲラゲラした。明日に備えてテントに戻り、就寝。眠さの限界ギリギリで「化粧落として顔洗って寝なきゃ…でもちょっと寝てから考える」とかなんとか呟きつつ気づけば太陽に起こされていたのは言うまでもない。あとで思えば、「寝てから考える」って意味わからんもんな。あの地では化粧落としシートと洗顔せっけんとはみがきセットは常に携帯しましょう。

早起きは三文の得とばかりに、お風呂につれてってくれるって!とMさんのお友達の車に文字通り便乗させていただき猿ケ京の温泉へ。お目当ての「まんてん星の湯」は朝10時からということで、運転手Kさんの入念な下調べのもとたどり着いたのは小さな温泉宿。別の車でいっしょの目的地に向かったはずのMさん一行がなかなか来なくてそろりと確認してみたら新潟方面に下ってると判明。ひとしきり笑って、空いている露天風呂を堪能させていただいた。あったかいお湯につかると疲れのとれ具合がほんとにちがうもんだよのねん。それは年齢を重ねるごとに実感していく…が、つかり過ぎは逆に疲れてしまうので注意だったりする!

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今年のリストバンドは赤とピンクで乙女ティック。

会場に戻り、MIDNIGHT JUGGERNAUTSを一足先に観にいくY子さんを見送ってからわたしもいざ出発。THE PRESIDENTS OF THE UNITED STATES OF AMERICAのオンステージを観にグリーンへ。1曲目はぜったいにアレでしょと思っていたアレで自己満足。メイドインジャペーン!アリガトー!わたしの中で今年のフジロック1発目に観たステージがこの大統領でよかった!懐かしいって思いが湧き上がってこないくらいフレッシュで威勢の良いライブ。演奏している大統領さんらも楽しんでるのがガシガシ伝わってきたし、お客さんをもっともっと楽しませようとしている振る舞いが見えてとても良かったのだ。ラジオスターの悲劇が聴けなかったことなんて残念にも思わないさ。あんなにハッピーなライブだったんだものな。ほんとうは途中で抜けてホワイトの郁子ちゃんを横目に見つつ奥地へと歩きINO hidefumi、そんでHOCUS POCUSとつづけて観る予定だった。きっとどのステージもステキだったんだろうなあ。しかしこの非日常だからこそ予定は未定、PUSAのあとはビールを飲んでのんびりとそのままグリーンにてくるりを鑑賞することにした。年末のCDJ以来だ。「ジュビリー」を聴いたら即座に泣いてしまいそうだよなと思ったけれど、安心のセットリスト、脱力のMC。やっぱり「ばらの花」は教科書に載せてほしいくらいの名曲だと思う。合唱コンクールとかで男女混声で歌っちゃうの。裏声のソロパートとかあったりしてね。

そのあとは泣く泣くTRAVIS(SING聴きたかったよー)とBLOC PARTY(I still remember聴きたかったよー)をあきらめてヘブンへとJASON FALKNERを観に。ボードウォークをさくさく歩いてやっと「今年もはじまったのかー」という思いがこみ上げてきた。ブーツと木板がコツコツあたる音が心地よい。フジロックの音だ。森を抜け、昼間の天国に到着するとお客さんがあまりいない…ということで前から2列目という位置でがっつり楽しむことにした。雨も降り出して、レインウェアを上だけ着て臨んだんだった。爽やかな笑顔で舞台袖から出てくるジェイソンさん。途中でさっきグリーンステージで歌っていたくるりのお二人さんもゲストで登場。みんなすごく楽しそうで嬉しそうで、そのうちに雨もやんでセミの声なんかも聴こえてきた。翌日はもう一人のポップ王子、ROGER JOSEPH MANNING JR.様も出演したので、今回のフジロックは何気にジェリーフィッシュファンにはたまらない感じだった。小ぢんまりながらもやさしさと愛に満ちたライブを観たあとは、アヴァロンでSunshine Love Orchestraをチラ見。スティール・パンの音って一瞬でここは真夏の海なんじゃないかと思わせてくれる何かがある。そして小腹が空いたのでオレンジに移動してOZOMATLIを眺めつつトイレに並んだり、フォーをいただいたりした。まもなくY子さんと落ち合い、いっしょに夕暮れのmice paradeを。夕刻、森の中の天国であんなライブってあたりまえに気持ちが良すぎるだろう。スパニッシュギターの音色は心の中を思いっきり掻かれているようなたまらなく切ない気分になる。THE VINESとGALACTICの移民の歌をあきらめてここにとどまった甲斐があったと思った。見逃した郁子ちゃんもゲストボーカルで参加して、ほっこりと盛り上がっていた。気づけば辺りはもう暗く、光を当てたあのミラーボールがくるくると回りだしていた。

Mirrorheaven
くるくる、きらきら、ぴかぴか!

Y子さんとアヴァロンまで下って、そこで先ほど到着のTちゃんと、お久しぶりのJさんと落ち合う。4人で椅子を並べてディナー。モツ鍋が意外や意外においしかった。アツアツでたっぷり!おなかがいっぱいになったあとはホワイトステージへと移動。この日のメイン、というかこのフジロックでのいちばんの悩みドコロだったマイブラ、ブーツィーの時間がかぶっている件。悩んだ挙句、どっちも観るという折衷案に。そういえば、スペアザもかぶっていたのか。Y子さんと「ブーツィーが出てくるまでの時間かける?」「本家JB観たとき、15分くらいだったから、それくらいじゃない?」なんてゲラゲラ笑っているうちにステージにライトが灯る。司会進行によればまさかの三部構成!「第三部にブーツィーが登場します!」って15分どころじゃないじゃないか。このあとお仕事が控えていたTちゃん、ガクッと膝を崩して笑う。第一部のパブリックエネミーのギターの人が出ているステージを確認したあとに、グリーンステージへと移動。道を歩きながら、風に乗ってMY BLOODY VALENTINEの音が聴こえてくるってやっぱりすごいことだと思った。ステージ後方、真ん中あたりで呆然と立ったまま聴く。さすがに恐竜は出てこなかったけど、空を見上げたときに、こりゃーUFOでも飛んでくるんじゃないかと思った。シューゲイズな音楽をわたしに教えてくれた兄に「マイブラ観たよ」とメールで報告(自慢)した。フジロックに行く前はあんまり聴けなかったセミのなく声、帰って来たらそこいらじゅうで大合唱、ノイジーで刹那を感じるその耳にはりつく鳴声はマイブラのライブをなんだか思い出させるよ。セミでマイブラなんてすごく変だけどな。轟音を背中に聴き、頭をぐらぐらさせながらもブーツィーの登場を観たくてホワイトにまた移動。ちっさいJBそっくりのオッサンがステージ上でくりくり踊っておる…。☆メガネのブーツィーどこ?!と探すもよく分からず、真っ黒い服でブリブリとベースを弾いている人がブーツィー・コリンズさんだった模様。☆メガネではなかった。「We Gotta Funk!」を20分くらいは繰り返して終演。橋までTちゃんを見送りホワイトに戻る。ビールをぐいぐいやりながら、ショウの続きと終演を眺めた。夜のホワイトステージで繰り広げられる狂騒的な光景ってなんか好きだ。何年か前のBASEMENT JAXXのライブセットのときは、遠くから見ると人の波が肉そぼろに見えるくらい混んでいたけれど、ステージが笑っちゃうくらいかっこよくて楽しくて、その時間を共有できてる人がこんなにいる!と思ってニマニマしたもんだった。

一度もまともに行ったことのないオールナイトフジにちょっくら…と思うや否や断念。グリーンステージとホワイトステージの間から入場規制がはじまっていて、帰るのも一苦労な感じだった。ホワイトステージからテントサイトまで結局1時間以上かかった。この日は歯ブラシもせっけんも持っていたので寝支度してからの就寝。女子力がほんのちょっとだけ復活した気になって1日目、無事に終わる。

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おまけ。越後湯沢駅にてバス待ちの光景。
どこから持って来た?その発泡スチロール…。

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2008年7月29日 (火)

sunny sundae smile

Ibitu

月曜日の通勤帰宅ラッシュ時、
三軒茶屋のいびつな空。夕焼けが焼けすぎだった。

フラフラな足取りで歩く商店街で、
「無事帰ってきました」「もう帰ってきちゃった」
両方の気持ちが見事に交わってわたしの気持ちもなんだかいびつ。

苗場の空は今年も広くて色んな色を見せてくれた。
ピンク色の空にかかった虹は忘れられないだろうなあ。
そしてあの場所で聴いた音たちを真空パックにして
いつでも取り出せるようにしておきたい。

今夜には雨と汗でぬれた荷物たちが手元に届く。
おさまる場所におさめて、そこまでがフジロックなのです。

一緒に行った人、遊んでくれた人、会えた人、
会えなかった人。おつかれさまでした。どうもありがとう。

ところで、後夜祭はいつにしますかに?

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2008年5月13日 (火)

come here go there

Yakimanjyu

群馬県は赤城山腹にて開催された野外フェス、SPACE SAFARIに行って来た。昼出発、日帰りというちょっと強気なスケジューリング。土曜日はタイフードフェスティバルに行こうと目論んでいたのだけれども雨と寒さのため断念、ひきモコってこの日のために体力を温存したんだった。トーキョーでこの寒さだったら赤城じゃどんだけ寒いんだろう…と過剰に予想しておいても足りないくらい、ささささ、さ、寒かった。

雨の武蔵境で待ち合わせをして車に乗り込み出発。10年くらい前からお名前は方々でよく伺っておりますという初対面のお方たちと同乗、埼玉に住むあの娘んとこをめがけて高速へ。コンビニに寄るたびにビールをチャージするお方たちがどんどん盛り上がっていく過程が面白かった。本当はお酒が大好きな運転手さんがちょっとかわいそうなくらいに!

熊谷から小1時間ほどで現地に到着、クローネンベルクなるドイツ村的なアミューズメントスポットに駐車しいざ出陣。外に出ると過剰な予想よりもぐんと寒い。息白い。昼間だっつーのに10℃もないんじゃないかという冬っぷり!しかし会場に到着する頃には雨もやんでいて懸念していたぬかるみもなく快適に過ごせそうだった。雨に濡れた新緑がイキイキとしていて気持ちがよい。思わず深呼吸しちゃうよ。(でも牛豚の田舎スメルが漂っています。)

まずはビールで乾杯、朝ごはんを食べ損ねていたわたしは坦々ごまスープと玄米おにぎりも追加。ゴキゲンな酔っ払いのお方たちの「このスープにおにぎりを入れて食べるのもうまいらしい」という言葉を半信半疑で試したところ、ンマかった。カラダがあったまる。そして辺りを散策してテンションもだんだん上がってきた。近代田舎創造舎ってどんなところだ?と思っていたがこんなステキな場所だったなんて。転んで右肩を痛めるというちょっとしたアクシデントもあったが…。4月からのわたしはコケたりコケたりしていてちょっと注意不足なんである。今までこんなにコケるなんてことなかったのになあ。同僚に話したら「お寺めぐり行かなきゃですよ」と思わぬアドバイス。

トイレに並んでいるときに聴こえてきたツェッペリンでウズウズしてステージのほうへ。まもなくYoshitake EXPEさんのライブ。ほんとに(東京タワーの蝋人形館にいる)マニュエル・ゴッチングみたいでかっこよかった。PARAやらカブサッキさんのときにも観ているはずなんだなあ。もう終わっちゃうのか!と思うくらいかっこいいステージだったがもしかしたらこのあとの勝井さんソロと絡みがあるんじゃないかなーとワクワク期待したりして。そのあとまた飲み物やらお菓子やらを買いに辺りを散策する。どのお店もこだわりがあり、なかなかにおいしかった。よもぎのチーズケーキ、食べたかったなあ。ステージ前に戻りだらだらとワイヨリカのステージを観る。まもなく急に眠くなりうとうとしてしまい、あの娘にOiOiと起こされ我に返った。MCで「ハラダのラスクめっちゃうま!」というのが聴こえてきた。そうだよ、ハラダのラスクはめっちゃおいしいんだよ。わたしも食べたくなってきてしまった。

だんだん暗くなってきてトイレに並んだりラムチャイでほっとしたり久しぶりに会う人らとの再会によろこんではしゃいだり右肩の痛みが不安になってきたり。ニヤニヤ笑っておいしい黒糖ココアをいただきながら、ステージの真後ろあたりで焚き火に勝井さんの音を聴いていた。そしてやっぱりYoshitake EXPEさんとのセッションもあり、グニャグニャのギターと劈くようなエレクトリックバイオリンでそのまま空に舞い上がっていきそうな心地だった。いやあ、きもちよかったなあー。フジロックのPARAが俄然たのしみになったぞい。

行列のトイレに並んでいたらRadioheadのKnives outやらPrinceのRaspberry Beretなんかが聴こえてきてまたもやウズウズする。音のなるほうへと吸い込まれるように促され、だんだん暗くなってくるとともに光を増すミラーボールたちにたいへん魅了された。すごくキレイ。雨粒でもっと光を増しているように思えた。ステージのほうじゃなくてミラーボールのほうを向いてみんなゆらゆら踊っている。ここでまもなくハラカミさんなんねー、ヤバイんねー、と。ステージの上でたばこをふかしながらポンだとかピンだとかキラキラっとした美しい音たちを森中にひびかせる。途中で3、4年ぶりですという機材トラブルにて中断するもしゃべくりまくってるその姿にみんな笑顔。「おれ、エレクトロニカじゃないっす。」に笑った。カラダに染み入るような音を浴びてそのへんをうろうろしてみれば光の粒がそこいら中にあふれ返っている。上を向けば木々の葉っぱの隙間から星も覗けた。ああ、もう帰らなきゃいけないのか。

ケータイ2台持ちというモバイラーへの第一歩を踏み出した今日この頃。ちょっとだけ悩んだ挙句、SoftbankのN73をえらんだ。旧い機種ながらもコイツがなかなかにできるヤツでこの日が初の活躍だった。ちっこくて赤と白のツートンカラーでビジュアルもキュートなんである。思えばわたしの初ケータイもNOKIA製だったぞ。玉虫色のやつ。

AkagikoyaKurumanikiBoxermarbleDay_mirrorballMirrorball1Mirrorball2

帰りぎわに懐かしい知人らにもまた会えてうれしかった。お互い変わらないよなあ、なんて言いつつもちょっとそれってビミョーですよね、とかなんとか共感しながら。あれから10年経ってもこうやってこういう場所で笑ってあいさつができるってほんとうに幸せなことだなあと思った。みんな元気だったり元気じゃなかったり、それでもあるべき場所で生活しているんだと当たり前のことをしみじみ思って少し元気が出た。暗い夜道をみんなで歩いて11時すぎに会場を出発し、東京の自宅まで安全に送り届けてもらったのが3時ちかく。翌日に午前半休をとらせていただくのもあらかじめ決められていたことだったのかもしれない。お世話になったみなさま、本当にどうもありがとう。こんどはフジロックで会えるのかなあ?と期待をこめて。ケガやらビョーキなどには気をつけてな。また元気ハツラツにビールで乾杯したいんだぜ。

Radiohead - Knives out
秋の来日@さいたまスーパーアリーナは
諸事情により行けない朝霧JAMの代わりに行こうか検討中。
どなたかご一緒しませんか、と。

Prince - Raspberry Beret
この曲もこのビデオも大好きだー。
同伴のお方の一人が車中で「今年のフジの3日目は殿下がトリだ」
とてきとうに断言していたのがおもしろかった。

Candy Flip - Strawberry Fields Forever
ハラカミさん前にかかってたストロベリーフィールズ~のカバーは
どなたのものだったんだろう?ステキだったー。

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2008年4月27日 (日)

ロータスとピエーレ

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シティボーイズミックス PRESENTS
オペレッタ『ロータスとピエーレ』
出演:大竹まこと、きたろう、斉木しげる(シティボーイズ)
中村有志・ピエール瀧
演出:細川徹
作:細川徹・シティボーイズ・中村有志

フジロックがわたしにとってのお正月ならシティボーイズライブはお盆のようなものか。いや、お正月が年二回。今年もいつもの仲間とともに行ってきた。東京公演の5日目。チケット争奪が例年に比べても激戦だったような気がする。今年はユリトンさんが先行で当選という快挙を成し遂げなすった。いつもありがとう!いつもの通り、ぐだぐだであとになんにも残らない感たっぷり。初老に翻弄されるゲストのピエール瀧、腹の肉づき具合が軽くビジュアルショッキング。映像との兼ね合いっぷりや、TUCKERの音楽もばっちりだった。演出が細川徹さんになってから、わたしは一番笑ったような気がする。もっかい観たい!と思ったし。あ、3年前の「マンドラゴラの沼」も良かったかなあ。とにかく笑ってノンストップ1時間50分という尺があっという間だった。あるまじき徹夜で臨んだにもかかわらずまったく寝るヒマもなかった。わたしたちってば毎年誰か観ながら眠ってる。それでもまた来年も行こうねーと全員集合するのが友人の結婚式二次会へ行く前に「いい廃墟があるんだけど」と観に行っちゃうわたしたちクオリティー。ブーケプルでピンクじゃなくて茶色いリボンを選んじゃうわたしたちクオリティー。愛してる!

WOWOWでは6/20に放送があるそうな。あのネタは放送できないだろうというコントもいくつかあったのできっと公共の電波には流れないんだろう。ああ、残念。去年の「モーゴの人々」もアンコール放送だそうな。誰かビデオかDVDろくg(以下略)

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2008年2月 4日 (月)

In The Dark

200802021429000

せんたくものを干そうとガララと窓を開けてなんとはなしに下を向いたら、なつかしいタイプのダンベルが地中に半分埋まっていた。意図的に埋まっているものなのかどうなのか?せんたくものを干す手を冷たくしながら、この家の歴史について想像力をめぐらせた。

2月始まりの日、吉祥寺は曼荼羅Ⅱでの「In The Dark」(勝井祐二+ゲスト芳垣安洋)へ定時帰社後にダッシュでかけこんだ。ライブ会場を完全な暗闇にして音を聴くというイベントなので遅刻は許されないのだ。途中トイレに立つのも禁止という緊張感!毎回ゲストを変えて6回目、毎度行きたいなあと思っていたのが叶った。ダイアログ・イン・ザ・ダークで経験した、ひとすじの光もない世界。まもなく音が耳の中で大きく響いてくる感覚が再び。最初は勝井さんのバイオリンソロ、次に芳垣さんパーカッションソロ(とちゅうハラハラするようなトラブルありーの)、トイレ休憩、そして最後はおふたりのデュオ・セッション。じぶんが目を瞑っているのかいないのかがわからなくなる暗闇の世界。乾きで目が開いていることを知る。座っているからか、他に注意が向かなくて聴こえてくる音だけに否が応でも集中してしまう。視覚が遮られる分、聴覚が鋭くなるなーとかそういったレベルじゃない。灯かりがついてもしばらく椅子から立ち上がれなかったくらいヘンなことになった。バイオリンの音がいつもよりもスリリングに聴こえた。芳垣さんソロの冒頭、水の流れるような美しい音に安心を取り戻した。このイベントのフライヤーを手がける迫田悠さん、VJもクラクラするくらいステキだけれどもフライヤーのデザインもとても好きだー。シリーズでぜんぶ集めたくなる。ああ、映画パンフと大量のチラシ、整理しなきゃいけないのを思い出した。せっかく集めても収納できてなくて好きなときに取り出せないって愚の骨頂なのではないか。

外に出たらとてもとても寒かったので何かあたたかい汁物を食べに行こうぜ案に満場一致。味こってり油たっぷりなラーメンを食べて帰宅した。「体温調節するのにいちばん手っ取り早い方法は飲み食いだよね」という言葉に心から頷いて、フライデーアイムイン吉祥寺。

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2007年12月20日 (木)

さるといぬ

Bonobo

おとといのbonobosのライブ@恵比寿リキッドルーム。キック&ダッシュで職場をあとにしてユリと待ち合わせ。東名阪3か所ともすべてセットリストがちがうという今回のツアー。東京は「Tokyo DUB Night Impact」と銘打ったステージ。「Nagoya PARTY Night Fever」だとか「Osaka ROCK Night Sensation」なんて、ストレートで小気味良いネーミングセンスが好きだ。どれもぜんぶ行ってみたくなるではないか。最初から最後までゆるゆるなBPMで染みたトーキョー・ダブ・インパクト。家で聴くよりもずっと良くてやっぱりライブだなあと思う。しっかしMCと寸劇の時間が長すぎて笑うよ。妙に懐っこい関西弁が耳に心地よかった。屈託ない笑顔はそれだけでもう宝だぜ。名曲満載のステージはミラーボウルがほんとよく似合っていた。みんな帽子もよく似合っていた。

ライブの余韻もそこそこにユリからオモシロどうぶつニュースをいただく。年内いっぱいで、よこはまズーラシアにいるキンシコウが中国へ里帰りしてしまうそうな。ただいまさよならイベント絶賛開催中。彼女はそんなキンシコウを観にいったのだが、まさかのヤブイヌに心奪われた様子でいらっしゃった。「ズーラシアのサイトにヤブイヌだけのブログがある」とのことでさっそくチェックしたところ(ヤブログというタイトルがすばらしい)わたしが大好きなタイプの毛むくじゃらであることはまちがいなかった。うかつに近づいたらマズイ。この珍妙なずんぐりむっくりたちは一家総出でほぼ一列になって敷地内をぐるぐる回っているらしい。ここのどうぶつずかんによると、「いぬにしてはあしがみじかい」そして「おなじはやさでうしろむきにもはしることができる」んだそうな。特技、地味。残像っぽい写真もレベルが高すぎる。後ろ向きに走ってるところだったりして。とりあえず会社のデスクトップ壁紙に指定!


Standing There~いま、そこに行くよ~ / bonobos
キラーチューンだな。甲子園の応援歌級だと思う。

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2007年12月17日 (月)

青山あたり

200712161430000

汚い靴でお目汚し失礼致します。日曜日の朝は靴裁判。背にキュアーを聴きつつどのゴミの日に出せば良いんだっけかと首をかしげながら(杉並区は不燃ごみ扱いでした)有罪グループと無罪グループに分けていく。何代目ですかという生成りのオールスター、ほつれたかかとのウェッジソール、底がすれバックルが壊れてしまったビルケンのボストン。数えてみたらぜんぶで20足を処分することに。履きつぶしているのになぜか今まで捨てることができなかった。ああ、だってどれも思い出がいっぱい。いろんなところにペタペタとあしあとをつけてきた。そして最後に玄関(せまい)に並べてみてどれもわたしの靴だーと思った。同じデザインのものを履いていても靴ってなんでか人と別のかたちになっていく気がする。とくにスニーカー。単純にそのひとの足のかたちによるからか。甲の低いひとは靴をかっこよく履くよな。キュアーのベストが一巡して、シャッフルに切り替えたらブラックサバスとイギーポップとバウハウスが出てきてなんかすごいなと思った。ザッツ・カオス。バウハウスがやってるジギー・スターダストのカバーがめちゃくちゃかっこよくて何度もリピート。あ、ジギーとイギーでつながったのかな?iTunesのシャッフル機能にはときどきドキリとさせられる。

てきとうに片付けたあとはアルゼンチン東京@青山CAYのために家を出る。岡本太郎記念館経由にて会場へ。記念館、時間が足りなそうで中には入らなかった。あとでまたゆっくり行こう。おいしいおいしいピースオブケイクのケーキも食べたいし。待ち合わせの時間前にCAYの前を通ったらなんか長蛇の列になっててびびる。みんな椅子目当てか。スパイラルの中をうろうろしているとまもなく登場した友人TKZW氏。ニューウェーブなヘアスタイルになっていておもs…かっこよかった。焼きりんごのカスタードクリームのせとかシャリシャリ食べながら鑑賞。カブサッキさんと山本さん勝井さん芳垣さんのステージがとってもよかった!こないだのGalacticのライブは外に飛び出したくなるような楽しさだったけれど、きのうは内にガンガン向かってくる感じ。ひとりで内省的になる。こういう表現は暗いけどなんていうか、想像力をかきたてられるライブだったということだ。もらったフライヤーのなかに行きたいライブインフォがもりもり。クリスマスのピットイン、今年はカヒミ・カリィも出るのね。去年のイブはもっさりしてたよねーと思い出して笑った。男気あふれる定食やさんでカキフライを食べて真剣20代ギリギリしゃべり場を催しながら終電で帰路についた。

多分わたしの考えるところのやさしさとつよさは大雑把に言えば同義だと思った夜。みんな知ってる当たり前のことをいちいち指差しして納得する。自分じゃない他人と関わることで教えてもらえる。やさしくてつよい人。サウイフモノニワタシハナリタイ。

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2007年10月 8日 (月)

目が覚めたら1,2,3 ~朝霧JAM'07 レポ~

Yuufuji

朝霧JAMに行って来た。レポと銘打ったがレポに非ず。御覧の通り、夕暮れ時にしんみりできちゃうくらいの快晴!日頃の行いが良いとお天道様も見ていてくれるみたいだな。

2004年、2005年、で去年は行かなくて今年が3回目の参加。なんかいろいろあって書ききれない。すっごく楽しかったということだけ。ああ、唐突だけれどもブログ更新、しばらく?ちょろっと?おやすみします。フジロックレポのつづきも書いたけどアップしてないし、そのうち再開したひ。ともだちへここで近況報告を済ませているところもあって、mixiもそうだけれどもちょっと便利。反応がうれしい。なので、忘れた頃にひっそり再開できたらいいなと思う。なにも変わったこともないのだけれども。宣言することもないのだけれども。女心と秋の空とサンマと栗と柿と…そんな感じ。秋って食べ物がおいしいよな。朝、ゴミを捨てに玄関のドアを開けたらふわーっとキンモクセイの香り。そんな季節!

そうそう朝霧JAM。2日目朝一番のMoon Shine Stageはキセルではじまり。セットリストは、ハナレバナレ、夢のいくら、四面道歌(細野さんカバー最高)、春の背中(新曲)、彼女の犬?君の犬?(新曲)、ギンヤンマ…だったと記憶にある。たぶん。青空の下のキセルってはじめてだった!来年早々に出るというアルバムの中の新曲、みんな死んじゃう歌がとてもとてもよかった。彼女の犬も、君の中のぼくも死んじゃう。泣くよ。泣いたよ。冒頭でお客さんがみんな笑ってたのが面白かったあ。兄の前方で手元やらヒゲやらを凝視…したかったけれどなんとなくこのシチュエーションは離れてゆったり観たほうがきっと良いと、少し後ろに下がって聴いていた。弟ののこぎり演奏も高い空に響いて実にホワホワだった。あ、ハナレグミa.k.a.ハナゲグミのステージのキセル兄もなんか色がついててステキ!だった。カクバリズム5周年ライブ行きたいな。(フライヤーが本先生!)

他にもcorneliusとかOZOMATLIとかsouliveとかすごく楽しくて良かったんだけれども、目を閉じて瞼の裏にうつるのはぐるぐるウインナーや冷たい生ビール、網の上でじゅうじゅう焼けるお肉の映像だったりする。おで、肉食!いろんな人に会えて余計なことまではみ出し気味に喋ったけどまぁいっかと思った。みんなはみ出してたもんな!へへへ。

いっぱいの心ある人たちのおかげで行って帰ってこられた。感謝してもしきれないくらいの気持ち。ありがとうございました。前の晩に風邪をぶっとばせ!と豆腐チゲを一緒に食べに行ってくれたあの子にもたくさんの感謝とロマンチックをあげたい。

DontenmoyouHoshihoshiRaikou
KoushiParagraiderFujitoissho
YoruOnjiruTarpfuji

うっかりしすぎてて良い風景をあんまり写真におさめられなかった代わりに心のシャッターはたくさん切ってきたってことで。富士山の末広がり具合は心に平安をもたらす。安定しててこそなりたつものがたくさんあるよ。

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2007年8月16日 (木)

夏ざかり ほの字組 〜Fuji Rock Festival '07 レポその2〜

▼2007/07/28/SAT. [2日目]

あーうー 二日酔いってこういうこと?
ズキズキと太陽の熱光線よりも先に頭痛で早朝に起床する。
テント内が酒臭い気がする…。(レディースなのに!)
貪るように水をゴクゴクと飲んでから二度寝。

そして再び日光によって起こされることになった。
まだ頭の奥がズキズキとはするもののだいぶ良くなっている。
さてとお風呂に行きますかとまずは外に飛び出して
去年大浴場を利用してなかなか良かった苗場プリンスホテルに
行くことに。てくてく駐車場まで歩いたところでスタッフの方に
話しかけられ「今年からは大浴場はホテル宿泊者のみの
利用となりました。」とショッキングな通達を受ける。
ただでさえ一度ホテル前を通り過ぎて(己の犯罪レベルの方向音痴っぷり)
余計な労力を伴っているワレワレなので落ち込み度も高い。

しぶしぶ国道沿いの宿にてお風呂を貸してもらおうと
出戻っている途中、ここでゆっこさんの
「シャトルバスに乗って、田代方面の温泉に行ってみない?」
という案が。これが大当たりすることに!
田代の駐車場近くにあるキレイで大きな温泉施設にて、
ゆったりのんびりストレスフリーで疲れを癒すことができた。
いつか会場近くの温泉にて小一時間ほど素っ裸で洗い場が
空くのを待ったこともある身としてはなんて贅沢な…と感動。

温泉あがりに畳の上で飲むコーラは格別に美味しくて
今回新幹線での参加だったからこそ味わえたものだなあと思った。
楽しもうとする意欲があればどうにだってなるかも。

そして帰り、会場行きのバスを待っていると
白いバンがおもむろにわたしたちの前に停まって
中から女性が「乗っていきますかー?」と声をかけてくれた。
思わぬところでこんな親切に出会ってとても感激した。
ここでもらった親切は、わたしも次の人に必ず回そう…。

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温泉の近くにいたベージュ色の犬。
こちらを意識してない風に意識しつつカメラ目線で
最高にかわいかった。小屋のボロさも良い。

ピカピカの顔で会場に戻ると、また眠くなったわたしは
出かける準備をするゆっこさんを(夢の中で)見送ってからまもなく
キャンプサイト近くにある苗場プリンスホテルの売店に行った。

おしゃれなブランチっぽくベーグルでも頂きたい気分だったけど
(BAGLE&BAGLEが出店してたのです)長い行列だったため断念!
結果、「日本人に生まれてヨカッタ…」と思えるくらい美味しかった
豚汁&ごはんセット(&ビール)を注文することに。
なんだって割り増しでおいしく思えちゃうのがフジ・マジック。
テントの横にイスを設置し、遠くから聴こえる祭りの様子を
楽しみながらの食事。言うまでもなく、しあわせ。
それでPanorama Steel Orchestraを見逃すわけなんだけど!

ヤバイ、少年ナイフの時間になっちゃうよということで
いそいそ用意をしてレッドマーキーに向かった。
キラーチューン「ロケットに乗って」で冥王星にトンでったあと
かっこいいエピソード付きの「Ramones Forever」でちょっと泣く。
女子がでっかい楽器を持ってジャカジャカ揺れる姿は
とってもセクシーだなあ。やっぱり大好きだ、712!

その後の予定が定まっていなくてウロウロ。
途中で懐かしいお方を見かけた。本当にびっくりした。
漫画かの如く目をゴシゴシして幻じゃないよな?と確認するも
ここはまごうかたなき現実だ。あれ、現実じゃないか?

そういえばと昨晩ロドさんが面白かったと教えてくれた
STONED CIRCLEへ行こうとオレンジコートの脇の川原沿いを歩いた。
川から吹く冷えた風が心地よい。トンボもいっぱい飛んでる。
水辺に腰をかけてのんびりしている人たちが絵になってる。

この奥地の奥地、STONED CIRCLEは今年初めてできたエリアで
誰でも気軽に参加できるセッションが連日楽しめる。
ドッグランがあったり(ものすげくかわいらしい柴犬がいた!)
こぢんまりとギネスなんかが飲めるバーがあったり(最高です!)
人もあんまりいなくてかなりのんびりイイ感じだった。

Circle

写真に撮れなかったけど、トンボなんか止まってイイ感じ。

Session

このあともっともっと大所帯になって圧巻!

そこではいろんな楽器を自由に手にとることができて
だんだん人が集って音が重なっていく瞬間に
思わず鳥肌が立った。大所帯が夢中で楽しそうに
弾いたり叩いたり吹いたりと迫力満点。なんてグルーヴィー!
見ず知らずの人たちが音とリズムでつながってるんだもの。
指揮者の方がなによりもカッコよかったなあ。
1回500円のジャンベ教室も行われていたみたいで興味津々だった。

ここでもまたもや眠くなってホワワンとしていると
「GABBY & LOPEZがヤバそうだぜい!」とメール着信が。
急いでアヴァロンへ行ってしばしの鑑賞。(カッコよかった!)
しかし携帯電話の充電がとうとう切れるという事態に…。
テントに戻って充電器を取り付けつつ、ゆっこさんと
待ち合わせの約束をしていたレッドマーキーへと急いだ。

さすがG.LOVE待ちで大混雑。外にまで人が溢れていた。
オレンジかホワイトステージで観たかったよなあ。
そのうちオアシスの渋さチビズをお楽しみ中のAckyさんに
ゆっこさんの水玉帽子を目印に見つけてもらって
一緒にイギー&ストゥージズを観ましょうということに。
わたしのフジロック'07、二日目の(大)目玉だ。

ここではなんつーかもう、ぜんぶ持ってかれちまった!
いろんなことを割愛するとつまりわたしはイギーと
同じグリーンステージに一瞬だけ立ったってことだ。
いつものつまんない比喩ではなく実際に。
右腕と背中のアザと謎の筋肉痛はここでの勲章なのかも。


コレ、この真ん中のおじさんが上がれって言ったんだからね!!

江頭スタイルでアンプに腰振っては恍惚の表情だし
演奏はシロートのわたしが聞いてもショボショボだし
Gov't Muleを観にいこうとグリーンを離れたとたんに
「I wanna be a dog」の二回目が聴こえてくるし
イントロでの犬のモノマネはダサすぎてカッコイイし
最高のステージだったのだ。笑っちゃって仕方ないの。
ASHが演奏中のホワイトステージを通り抜ける時に
いつだかビョークの裏のここであのオッサン、
吼えまくっていたよなーとまた笑った。

夜のフィールド・オブ・ヘブンは特別な場所に思える。
この日も闇と光がキラキラと折り合わさって、
なんともいえない美しい光景が目の前に広がっていた。
Gov't Muleをほどほどに観てから、ヴィンセント・ギャロ様を拝みに
オレンジコートへ移動。ビースティーの裏ということで
さすがに空いていて、はじまるまでジンを飲みながら待つ。
出てきたギャロ様はタンクトップがまぶしかった。
単調な音の繰り返しでおそろしくアンビエント。
たまにノイジーなギターが入るもののその後の展開はほぼナシ。
…タイクツなんだけど、これがなかなかに良かった。
音まみれになっていた耳をやさしくほぐしてくれる感じ。
他のバンドメンバーもみんな後ろを向いて
淡々と会話も笑いもなく演ってるのが面白くてニヤニヤした。
途中で「ビースティー、ヤバイ!」との連絡をもらって、
グリーンステージへとぼとぼ移動することに。
その時、ボードウォークの出口付近で滑って転んだ。
案外ハデに滑ったため、コケた時の音も大きかったようで
5人もの方が「大丈夫ですか?!」と駆け寄ってきてくれたのが
すごくありがたくも恥ずかしかった…。
この日は見知らぬ人の優しさを溢れるほどに感じた一日だ…。

グリーンステージはやっぱり迫力がちがうよな!
アンコールで「SABOTAGE」を聴けたのがうれしかった。
ビースティーのバンドセットは、めちゃくちゃかっこよかった。
あんまり観られなかったけど、フジから帰ってきて
一番コンポの中で回っているのはビースティーだったりする。

終演後の混雑っぷりを避けようと早々に退散。
苗場食堂でおどけたダンスを踊るJONATHAN RICHMANを観た。
かわいくてたまらない!曲なんか知らなくても自然と
お客さんの顔をほころばせるおじいちゃん(シツレイ)だ…。
教科書の中の歴史上の人物みたいな存在。
顔写真にヒゲなんかを書き足されちゃうタイプだと思う。
ヒロトも少年ナイフもたっぷり愛情こめて曲を作っちゃうわけだよ。

いい気分でレッドマーキーへ。SPACE COWBOYがプレイ中。
「ACROSS THE SKY」でキャー!となったものの、
途中で音が止まったり割れたりだのと機材にトラブルが
出ている模様。わざと?って感じでもなかったので少し残念だった。

そのままヘイヘイとJusticeを待とうとしたのだけど
SIMIAN MOBILE DISCOの混雑っぷりにヤラれてしまい、
いったんテントに戻って夜の計画を立てようと思った。
…ら、場外のGANBANブースでなにかライブの準備をしている
ワクワクとした雰囲気。そこに吸い込まれてしまった。
GRACE POTTER AND THE NOCTURNALSのアコースティックライブが
はじまるよってに、ナイスポジションにて腰を落ちつける。
のびやかな声が染みる〜。
楽しそうに演奏しているのが本当にイイ。
白ぶちサングラスのパーカッションの彼がステキだった。
このあとキャンプサイト付近のトイレにて
長い列に並ぶ彼を見かけて思わずビールをこぼしそうになった。
そしてライブ後に落ち合ったたんちゃんと
場外飲食エリアにて舞茸ご飯を食べたのだけど
なんでだかなかなかカサが減らなくて困った困った…。

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夜な夜な不良が集まるPALACE OF WONDERにて。

しまった、テントに戻ったが最後だった!
芝生上にイスを設置し遠くから聴こえる大きな音を
BGMに読書をはじめてしまったのだ。(なんで?)
フジロックでインディアンの話に夢中になる必要が?
でも夜のキャンプサイトってなんだか好きだ。
遠くから聴こえてくるバカ騒ぎが愛おしく思えてくる。
日常から随分と切り離されたところにいるのだと
一番感じたのはここだったかもしれない。
コーヒーを飲みながら、ぼんやりといろんなことを考えていた。

久々に頭を使って眠くなってしまったので就寝。
朝方帰ってきたゆっこさんがなんだか不良っぽくカッコよく思える。
ぜんぜん憶えてないけど、おかえりという声をかけたらしい。
得意の寝言が炸裂しなくてよかったな、と思う。

今日の日はさようなら。(そのうち)つづく。

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